白いたいやき。

巷間で話題の白いタイヤキを食べました。


なんともカラフル。餡で皮の色がちがいます。

味はというと、普通のたいやきとはまるで別物。
もちもちっとした食感です。カリっとはしていない。雪見だいふくみたい。

温めるには電子レンジだとダメみたいです。べにゃっとしてしまう。
オーブントースターを使うと表面カリッと仕上がるようですね。

個人的には黒ごまがオススメ。
もはや白くはないですが☆

明るい暗闇。 dialog in the dark

ダイアログインザダークに参加してきました。

目以外のなにかで、ものを見たことがありますか?

 暗闇の中の対話。
 鳥のさえずり、遠くのせせらぎ、土の匂い、森の体温。水の質感。
 足元の葉と葉のこすれる枯れた音、その葉を踏みつぶす感触。
 仲間の声、乾杯のグラスの音。
 暗闇のあたたかさ。

 ダイアログ・イン・ザ・ダークは、まっくらやみのエンターテイメントです。

 参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、何人かとグループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。
 世界25か国・約100都市で開催され、2009年現在で600万人以上が体験したこのイベントは、1989年にドイツで、哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれました。1999年以降はボランティアの手によって日本でも毎年開催され、約3万6千人が体験しています。(公式サイトからの抜粋)



初対面の者同士が8人1グループとなり、暗闇を探検します。みな初対面。
ツアーの詳細を明かすのはネタバレになるので伏せますが、とても面白いものでした。

入場時に、視覚障害者が利用している杖「白杖」をそれぞれ手渡されます。
進む手がかりとなるのは、白杖1本とアテンドの声、そして行動時のいくつかのルール。

これを体験すると、私たちは視覚からの情報に頼っているのだなあ、と感じます。
その視覚を遮断することで、音やにおい、味覚や触覚による情報認識の新鮮さを発見。
ビールを注ぐときの音が、こんなにも食欲をそそるなんて!

また、初対面のためほとんど会話を交わさなかったツアー参加者は、
暗闇に入るとお互いの名前を呼び合い、積極的にコミュニケーションをとりはじめます。
しかし、ツアー終了後に明るい場所に戻ると、再び口数が少なくなります。

ひょっとすると「人を見る」「人から見られる」という関係性が
コミュニケーションの阻害要因となるのかもしれません。


暗闇で人の心は見えてくるのに、明るみで人の心は閉ざされてしまう。


みなさんは、しっかり相手のことを見えていますか?