吹割の滝の夏、ボルトの夏。

世界中がロンドン五輪で夢中になっている2012年8月。
ねこまきは短い休みの中、群馬県を訪れました。

「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる吹割の滝。 


 迫力あったのですが、右下手前に見える安全ロープ。
おまけにカラーコーンもあったりして、興ざめ残念賞。




昼食代わりに食べた、高橋の若鶏。白飯も食べたくなります。



あっ ボルトだ!

ジブリ美術館いってきたのよ。

7月初旬にジブリ美術館へ行ったら、キョウチクトウが綺麗だったんですよ。



天空の城ラピュタより、ロボット兵。
正面写真はネット上にごろごろしてるので、あえてバックショット。



ジブリの前に立ち寄ったダイバーシティ東京のRX-78-2 ガンダム(実寸大)
バックショットで捉えられた連邦の白い悪魔。親父が熱中するわけです。



ガンダムカフェの1/144ガンプラ焼。こちらはお台場限定シャアザク(赤いハンバーグ味)
3倍の速度で食べてしまったため、バックショットで捉えるのが精一杯。
赤いということはそういうことです。



まあ1ついえることは、ジブリもお台場も、社員旅行で行くところじゃないってことですかね☆

愛され筑波山。

久しぶりに筑波山に登りました。

ゆっくり起きた午前中に山行準備を済ませて、正午には登山口へ。
筑波山は標高877m、がんばりすぎない登山です。


筑波山神社の門。


境内にあるのは筑波山名物「宇宙の卵」 さすがJAXAのおひざもと。宇宙兄弟もびっくり。



神社を右に廻り、白雲橋ルートを選びます。このルートは登りやすくてオススメ。
もう新緑の季節ですね。
埼玉県の高校生が遠足で来ていました。


1時間半ほどで休憩場所に。



休憩場所に咲くヤマツツジ。


暗がりに赤味をつけるアカガシ。


なんて名前の花だろう?



この日は終日、天候に恵まれました。


筑波山の頂上からは、関東平野が見渡せます。

「来て良かった」と絶賛する手前のおじさん。標高のわりに眺望がとても良いんですね。
秋冬の空気が澄んでいるときにはスカイツリーまで見えるとか。



女体山側方面では天然奇岩がごろごろしています。
これを目当てに筑波山を登る人がいるとか、いないとか。いないかな。




岩と岩の間を抜ける「母の胎内くぐり」
ここを通るたびに胎児だったころを思い出します。



出る船と入る船、2隻の船がすれちがう「出船入船」
出船入船に見える為にはイマジンが必要ですね。つきじ入り船なら江戸の味なんですけども。



北斗星のごとく、決して動じない「北斗岩」
よくみると7つの傷がありました。



大仏様の横顔にみえる「大仏岩」
ライバルは牛久の大仏なのでしょうか。



ガマの口をした有名な「ガマ石」 石を投げて口に入ると願いが叶うといわれます。
猫巻が来たときは、若いカップルがキャッキャッと石を投げていました。
おもわず石を投げつけたくなりました。

(ここに挙げた奇岩は、ほんの一部です)



帰りはケーブルカーで下りましたとさ。



登りながら気づいたのですが、筑波山ってゴミがほとんど落ちてなかったんですよね。
里山って、タバコの吸い殻やキャンディーの包み紙なんかけっこう落ちてるんですけども。

そんなこと思ってたら、山中でゴミ拾いをしている方に会いました。
大切に愛されてるんだなぁ。つくば☆

岩手県、釜石市にてボランティア。

さすがに岩手は遠かった。仕事あがりで直行したものの、片道およそ7時間。

そこで前泊地に選んだのが、とうわボランティアの家(花巻市)
廃校となった小学校を利用しているベースキャンプです。


有名になりすぎた遠野まごころネットほど利用者も多くないため、快適に過ごせました。

布団もストーブもあって、なにより広い! ネット環境も整備されています。
到着が11時くらいになったけれど、快く迎えてくれました。多謝!




翌日、早朝に遠野まごころネットへ。

遠野まごころネットは震災後すぐに立ち上げられたボランティア団体。
もちろん自給自足・自己完結が基本ですけれど、かなり完成されているベースキャンプです。
日帰り〜1泊はもちろん、泊まり込みで数ヶ月滞在している人もいるとか。

廊下には各種情報コーナーが。

ここに「求人票」と称したボランティア派遣先が掲示されます。
 「○月×日 釜石市 ガレキ撤去ボランティア 20名」みたいに。

希望者は記名しておきます。また翌朝の集合時に、再度の募集告知があります。
こうしてボランティア参加者を、ニーズのある派遣先へ割り振っていきます。

この日は日本ヒューレットパッカードから団体参加がありました。



派遣先は釜石市の箱崎町、ガレキ撤去。


ボランティア基地となっているのは、廃校舎跡。


既に大型ガレキは優先的に重機で運び出されたため、細かいものを拾いだします。


雪が降ってきました。

活動は朝9時頃〜15時くらいまで。お昼には現地のおばちゃんから差し入れ頂きました。



被災地でも内陸部はだいぶ回復していますが、沿岸部は壊滅的で。家の土台が残るばかり。






とりあえず山積みされたガレキ。受け入れ先探しは難航しています。




ボランティアセンターの話だと、年度が替わってからボランティア参加者がかなり減ったとのこと。


また、震災年度に比べると、現地でのニーズもかなり様変わりしています。

復興ボラの作業は、主に「ハード」「ソフト」の2種類にわけられます。

 ハード・・・肉体作業・・・ガレキ撤去、泥かきだし、漁業支援(わかめ加工など)
 ソフト・・・心のケア・・・足湯、傾聴、コミュニティ支援(移動カフェなど)

震災当初はハードが求められていたのですが、現在はソフト活動が求められているようです。




緊急支援から復興支援へ。


震災当初のボラでは、散乱されたガレキが強く印象に残りました。
それは、そこにかつて人が住んでいたんだ、という実感をともなうものでした。

けれど今、ガレキが撤去された街並みは、たしかに整理されているのだけれど、
整理されすぎて何もなさすぎて、人が住んでいたと想像するのがとても難しくなっていた。


がれきは決してごみ屑なんかではなかったんだ。


そんなことをぼんやり考えていたら、家に戻った夜はなかなか眠れませんでした。

ちょっぴり岩手

4月上旬、泊まりがけで震災ボランティアに参加しました。約半年ぶり。

場所は岩手県。自然と生きるイーハトーブの地。


とりあえず行っとけ、みたいな感じはあった浄土ヶ浜。



天候に恵まれ風光明媚。この浜は極楽浄土の如し、とは良く言ったもので。




大槌町の復興食堂で食べた、おらが丼。鮭とイクラの絆が織りなす味のハーモニーや〜




好きです、マーケット! 魚市場なのにコロッケ買ってやったぜぇ。ワイルドだろぅ〜




小学校グラウンドにできた仮設商店街『福幸きらり商店街』。TSUTAYAなんかも入ってます。
ここでヨーグルト味の大判焼き食べました。なんともB級グルメ。


ちなみに今、JR東日本で『いわてデスティネーションキャンペーン』と観光PRしています。
ねこまきは車で行きましたが、キャンペーンの一環として復興応援バスツアーもあるのだとか。
ツアーに震災語り部ガイドが組み込まれていますね。



東北から遠くはなれて日常にふりまわされていると、どうしても風化されてしまうもので。


活動についてはまた次回。