100円ショップのデザインが、ときどきすごい

今まで内緒でしたが、猫巻は文房具マニアだったのです。

それで先日、100円ショップにてA4クリアファイルを衝動買い。
ちょっとかわいい。






正確には、それぞれ下のような総柄のと2枚セットで98円。



なかなか100円ショップのデザイン力もあなどれないな、と思ったものの、
残念ながら素材のポリプロピレンの臭いがやや強いです。

そこはやっぱり100円均一☆

足し算の速解術

加法暗算は上の位から計算していくと速い、ということを知りました。
小学校では「1くりあがって・・・」とかいいながら下の位から計算するよう習ったものですが。


それではみなさま、紙とペンをご用意ください。
なんでもいいので適当な数(カーナンバーとか)を2種類書き出して計算してみましょう。


ここでは例として、今日の日付(7/8/26)と、現在の時間(21:07)をつかってみます。


7826 +  2107 
 

上の桁から計算してみてください。



合計は9933です。 合っていましたか?


ポイントは、
同じ位の計算をするとき、ひとつ下の位をチラ見して繰り上がりの有無を見るところです。
2つの足し算の場合、繰り上がりは絶対に1しかありません。
下の位が繰り上がる、と判断できれば、計算中の数をプラス1すればいいわけです。


(千の位) 7+2 = 9
(百の位) 8+1 = 9
(十の位) 2+0 = 2 (→繰り上がるので 3
(一の位) 6+7 = 13 (→1が消えて 3

となります。



桁数が合わない場合も同様です。

たとえば、今年の西暦(2007)と年号(19)で計算してみると、

(千の位) 2
(百の位) 0
(十の位) 0+1 = 1 (→繰り上がるので 2
(一の位) 7+9 = 16 (→1が消えて 6

となります。計算しないところはそのままでOKなのです。


この考え方はそろばんの考え方と同じだそうです。
ちまたで広がりつつある珠算ブーム、なんだか便乗した形になってしまった今日の猫巻でした☆

富士登山のザックは、VAUDEのハイドレーション

このあいだの富士登山でつかったザックはVAUDEのものでした。
20の容量だったので 「ちょっと小さいかな?」 と不安だったものの、これが結果的に大正解。
いろいろな発見もありました。


 VAUDE ファウデ
1974年にドイツ、ウィンターアイゼンバッハに設立。ドイツの登山家A・V・デーヴィッツ自ら道具を作り、評判を博したのが起こりといわれています。登山用リュックサックの生産を開始後、バックパックを中心に展開。徹底した改良を加えることと、リーズナブルなプライスにこだわることに定評があり、現在ヨーロッパにおいて有数な総合アウトドアメーカーのひとつとして数えられています。ちなみに社名のファウデとはフォン・デーヴィッツの愛称のこと。




猫巻がつかっていたのはGARDA20というモデルで、5,6年前に購入したものです。
アウトドア用というよりは普段使いのデイパックに使っていました。


背面部がメッシュになっていて通気スペース(写真右下)があります。
本来ならエアをとおして換気をよくするためのスペースですが
猫巻はタオルや小さくまとめた小物など、行動中の取り出しが多いものを収めてました。
 
こういったエアスペースは今となってはドイターなどサイクリスト専用に珍しくないけれど、
当時としてはそのようなバッグがあるとは知るはずもなく、デザインに驚いた記憶があります。


さらに、底面部には基本仕様のザックカバーが収納済み。ほのかなお得感です。
ところが猫巻はまったく気付かず、知ったのはつい最近☆




また、こんな蛇口マークが首の後ろに。

きっとこれは、
”水分補給を忘れないようにしましょう”
というロゴかとつい最近まで思ってました。

ところがどっこい、
ハイドレーションを示すマークなんですね。
無知って恥ずかしい。

6年目に知る真実☆



ちなみにハイドレーションとは、”積極水分補給”という意味です。
ハイドレーションに対応したザックに、専用のウォーターキャリアを収納し、
吸い口のついたチューブをザックのショルダーベルトなどに固定しておいて、
必要なときに、その吸い口を噛んで水分補給するというものです。


まあ、考えてみたら、このバッグを買ったころは、
キャメルバッグなどのハイドレーションシステムのバックパックなんてほとんどなかったのです。
購入店でもハイドレーションツールなんて置いてませんでしたし。



それで左写真は、
今回の富士登山ではじめてつかった
GREGORYのハイドレーションパック。
カタログ落ちしていて1000円でした。

スポーツドリンクをしこたま入れて登りました。
これが使えるのなんの。大活躍。



富士は夜間登山でしたので、日中のように汗はほとんどかきません。
でも、体力は低下するし、高山病の危険性も生じるので、定期的に水分を摂らないといけない。


ボトルだとゴクゴク飲み始めそうなところを、必要十分な量でチューチューできました。
摂りすぎず、足りなくもない。

それに小休憩をとったときにザックを降ろす必要がない。コレ大事。
疲れてる体に、ヨッコラセのドッコイショは相当キツいものがあります。
ザックを装着したまま水分とれるのがどれだけ便利か。


ちなみに吸ってる感覚はチューペットです。懐古的だよハイドレーション☆

富士山に登ってふじまねしよう 2007

友人の樫巻さんの案内で、富士登山へ行ってきました。


日中に富士吉田五合目を出発し、7合目の山小屋で仮眠、
午後9時ごろ山頂に向けて再度出発というスケジュールでした。
お盆前後がいちばんのピークということもあり、富士山は真夜中なのに登山客でごった返し。
登山道などはヘッドランプの灯りがつらなっていて、まるで聖地巡礼のようでした。
また、当日は富士五湖で花火大会があったようで、打上げ花火を見下ろすという貴重な体験も。

 

予定より2時間ほど早い頂上到着で、御来光待ちをする猫巻ご一行。
ダウンジャケットにウインドブレーカーを羽織ってもかなり寒い。
寒さから逃れるように山小屋になだれ込む登山客。
(山頂の山小屋、その名も「東京屋」。 なのに店員はなぜか関西弁。 商魂たくましいです。) 


そして御来光。 この日はちょっと雲がでていました。


御来光前後の時間帯は人ごみが尋常ではありません。まるで原宿竹下通り。
山小屋からはロックミュージックが流れてくる上、トイレ大渋滞、押し合いへしあいどつきあい。
なんなんだこの山。

ちなみに御来光時にはトイレも休憩所も人が一気にいなくなります。これポイントです。



歓びのあまり富士火口の前で富士山のモノマネをしだす猫巻。 いつか流行らせたい☆
日の出を迎えると気温もぐっとあがるので行動しやすくなります。
富士火口を中心に、山頂をぐるっとまわるお鉢廻りをする登山者もちらほらと。


富士山頂にて携帯メールをチェックする青年の図。 シュールです。


猫巻たちはわずかな時間をみつけて山頂郵便局から残暑見舞いをだしました。 ここでも行列です。


帰りは須走口よりほこりまみれになりながら下山。
 荒野はつづくよどこまでも・・・ ここが一番キツかった。


日本人なら一度は登りたい富士山ですが、一度登ればもう登りたくない山も富士山だと聞きます。

登る山じゃなくて見る山だな、というのが猫巻の感想ですが
写真を整理していたら、また来年も登ろうかな? とか思ったりもしました。
これぞ霊峰富士の魔力ですね☆

SIGGのボトルをマイボトルにしたくなる

近所のアウトドアショップでトレッキング用の水筒をさがしていたらでシグというメーカーに遭遇。
一目で恋に落ちました。

こちらは2007年今季物のモデル。容量0.6なので小型のペットボトル1本分ですね。


継ぎ目のないアルミ製のボトルで丈夫、その上とても軽いです。
また、アルミのもつ素材感と鮮やかなデザインがすばらしく美しい。
アウトドアだけでなく、エコボトルとして普段使いもできそうです。


猫巻は大きめサイズが欲しかったのでこちらをチョイス。

SIGGボトル トラベラーファッション 1.0リットル ディライト  スイス製

SIGGは1908年に誕生したアルミ製の老舗ブランド。金属加工専門家フィルディナンド・シグにより始まりました。1916年にシグ社を設立。その昔、砂漠の舟ラクダの鞍に取り付けたアルミ製水タンクや、数々のエキスペンディションに使用されたアルミ製ボトルで世界的に有名になりました。本体は継ぎ目のないアルミの引き抜き加工による一体型のシンプルで丈夫な構造。ひとつにつき1枚のアルミニウムプレートを使用しており、600トンの圧力をかけて成形しています。内側にはSIGG独自の特殊コーティングが施され、においがつきにくく、衛生的です。ドイツの環境雑誌Eco-Magazineのテストによると市場にあるアルミ製のボトルの中で、SIGGのコーティングは最も人体に安全との結果が出されたそうです。現在は、ボトルの専門メーカーとしてはスイスの自社工場で生産、管理しており、その優れた機能性と高度な品質は”世界最高品質”と世界中で高い評価を得ています。



スイス・メイドというとまずはあの赤と白の国旗を思い浮かべると思います。
機能的で素材がいい。シンプルかつモダン。質実剛健といったところでしょうか。

磯山友幸さんの『ブランド王国 スイスの秘密』(日経BP社)によれば
産業国家としてみた日本とスイスの間には似通ったところがあるそうです。
海外から資源を輸入して付加価値をあたえ輸出する加工貿易によって産業発展してきたこと。
土地や資源が乏しい国土を、明治以降の高い教育と勤勉さによる生産性の高さで補ってきたこと。
明治時代に欧米諸国を巡った岩倉使節団の報告書を引用しながら
「日本は、国民の勤勉性によってスイス同様、近代化による繁栄を手に入れた」としています。


勤勉性、だなんて今の日本ではあまり聞かれなくなった言葉ですね。


ところで次回は富士登山のため、お休みになります。
勤勉性がなくってどうもごめんなさい☆

モチクリームのポイントカードを考えてみる

遅ればせながら、もちクリームを食べました。
カフェコムサの隣にあるモノトーンの小さなショップ『mochi cream』
ディスプレイにはいろいろなモチクリームが並んでいて実にカラフル。季節商品を除く全24種。

猫巻はブルーベリークリームを食べました。食感は、雪見だいふくそっくりです。
おいしかったけれど1個あたり157円は高いような気がするなぁ。


購入時にポイントカードを貰いましたが、金額に応じたポイントスタンプなんですよね。
全24種+α なのだから、ひとつのフレーバーにつき1スタンプとかにしてもいいのにと思いました。
いわゆるスタンプラリー風ってことで。
全部のフレーバーを制覇するぞー!と購買欲を刺激する新しいスタンプカード。

なかなか悪いアイデアではないと思うのですが、いかがですか☆

よってがっしょ~塔のへつり

前回の大内宿の記事のつづきです。

大内宿から20分ほど車を走らせると、塔のへつりという景勝地に到着します。
川の流れや風雨によって浸食・風化を繰り返してできた奇岩怪岩が見事な景観をつくっています。


猫巻が訪れたときは、白亜の岩肌と新緑が目にまぶしい、すばらしい眺めでした。

中央に見えるのは吊橋です。 猫巻御一行も記念写真とりました。


吊橋を渡ったところで周囲を見渡したら、こんな風景を発見。
日本とは思えない光景に絶句。


ちなみに「へつり」とは地元の方言で”危険な崖”を意味するそうです。
漢字で書くと、やまかんむりに弗と書いて「岪」。
付近の看板には、この漢字をあてているからか気付かないで通りすぎる人も少なくないとか。


風光明媚、味噌汁おいしい。 みなさんも、そばに立ち寄ったときにはぜひどうぞ☆