暑中お見舞い申し上げます。
ねこまき家の軒先に、松笠風鈴を吊りました。
松笠風鈴は、和銑(わずく・砂鉄地金)を使用した国内外唯一の風鈴。
澄んだ音色と深い余韻が特徴的で、ガラス風鈴より格調高い音を奏でます。
ざらりとした質感の表面は虫喰いの意匠。音色とは対照的で野趣に富みます。
松の小枝からぶら下がる、松ぼっくりのような不思議な風鈴。
ひとつひとつが手づくりのため生産量も少なくて希少。
宮城県登米町の伝統的工芸品にも指定。300年以上の歴史があります。
石ノ森章太郎さんやシュバイツァー博士も愛用していたとか。
風鈴や打ち水などの日本文化に、涼を楽しみながら夏とつきあう固有の哲学を感じるのでした☆
>>松笠風鈴は門外不出、一子相伝。ここをクリックすると江雲堂さんのページへ。