石巻ボランティアバスのツアーガイドになる!

6月の最後の日、ボランティアバスのツアーガイドをすることになりました。
震災ボランティアも長くやっていると色々なことがあるものです。

ねこまきたちが向かったのは石巻市水明町。旧北上川の堤沿いです。陽射しが強い。


この日の作業は側溝の泥かき。側溝のフタが重くて堅いのでなかなか開かず、猛暑とダブルパンチ。
(無念にも余裕なく、作業中の写真は失念しました)


年齢も住まいも職業も異なるひとたちが、心をひとつにして泥と格闘している。
これって、ものすごいことなんじゃないだろうか。


旧北上川でお昼休憩をしている風景は、家族のピクニックみたいでほのぼの。
休憩は堤の上で。風が涼しい。ちなみにこの日は満潮でした。



石巻市は宮城県で2番に大きな町。市街と沿岸部では被災規模にも格差があります。
さらっと市街の様子だけ見て、だいぶ復興してると思うのは勘違い。



(日和山公園から石巻市全体が見渡せます)


(津波が遡上して何も無くなった旧北上川の中州。白く丸い建物は石ノ森萬画館)


(津波が直撃した南浜地区。家屋が見えますが実際は中身が抜けていて、がらんどう状態)


実際に降りてみます。



(人影のない門脇小学校。今は中学校の教室を間借りしているそうです)


(大漁旗がかかげられている)


(沿岸部は工業地帯であり物流拠点でもありました)


(復興への道のりは遠い)



最後に、今日のメンバー全員で集合写真をぱちり。

過酷な作業だったにもかかわらず、みんな充実の笑顔。ボランティアは一期一会です☆