ふるさとを はるばるここに たちいづる わがゆくすえは いづくなるらん

栃木県の出流山(いづるさん)というところに行ってきました。

紅葉にはまだ早かったようですが、がっちり森林浴満喫。




石灰工場がたちならぶ山道を抜けていくと、


出流山満願寺の山門がおでむかえ。ここで駐車。




とことこ歩いていくと、
本堂に到着。

しんとして、
下界にくらべて涼しい。
上着を一枚ご用意。


出流山 満願寺
(いづるさん まんがんじ)

栃木にある真言宗智山派の寺院。
北関東の霊山坂東三十三箇所の
第17番札所。
天平神護元年(765年)
勝道上人が創建。

弘仁11年(820年)
空海が勝道上人の徳を慕い参詣。
その折りに当山の銘木で「千手観世音菩薩」を彫造とされる。
大雄宝殿(本堂、栃木県指定重要文化財)をはじめ、多くの中国風の建物が残る。


本堂脇から奥之院へ参道が続きます。
入口のお坊さんがピアスしていたのが気になります。




休憩所をあいだにはさみ、少し山道を歩きます。15分程度。
脚に自信がないかたは運動靴で。

この奥之院拝殿のなかには、鍾乳石があります。けっこう立派なものです。
あえて写真に収めていませんので、立ち寄った際にはぜひ。




ところで、山門から本堂までの参道の雰囲気がとてもいいです。
人ごみもほとんどなく、静かで落ちつきます。
日光まで行かなくても、こんなところがあったんだ。
日が暮れたあとにも風情が残りそうな。




帰りは名物、いづるそば。
猫巻たちはいづるやに立ち寄りました。
元祖手打ち蕎麦 いづるや

創業50年。
精冽な井戸水に晒され盆ざるにたっぷりと盛られた正真正銘の手打ちそば。そば本来の香り、ほのかな甘み、腰があり、喉ごしなめらか。つゆは、すっきりと素直な、しかも酷の深い味わい。舌が踊る、一刻しめくくりのそば湯も旨い。

ホームページによるとすごい売り文句ですが、
のどごしがよく、つるると通ります。たしかに美味い。

出流原水という湧水をつかって蕎麦を打っているので、
あのあたりのおそばやさんは美味しいらしい。
いづるやさんが一番有名ですが、混雑してるときは
別のおそばやさんもオススメです。


いづるやさんの割烹着は、ガチャピンみたいで可愛い☆