谷中七福神めぐり

猫巻は谷中の街並みが好きでして、足しげく通っているうちに谷中七福神巡りなるものを知りました。
なんでも東京で最も古い七福神さんと歴史あるだけに、いちだんと霊験ありそうです。
コースは田端から日暮里~谷中を経由して上野不忍池(或いはその逆)。
正月から1月15日までの期間に、各寺の七福神を拝観できます。
御朱印や記帳のほか、無料のスタンプも置かれているので親子連れのスタンプラリーもいいですね。


猫巻たちがまず向かったのは田端東覚寺。福禄寿(人望)です。
写真は金剛力士、赤紙仁王。身代わり仁王さまとも呼ばれ、赤紙を貼ったところが良くなるそうです。
ちなみに猫巻は眼に貼りました。頭じゃないですよ。


次に向かうは日暮里青雲寺。恵比須さま(正直)。
ここには滝沢馬琴の筆塚がありました。南総里見八犬伝。 

ほどなく日暮里修性院。布袋尊さま(大量)。
ピンクの塀に布袋さんのイラストが描かれている個性的なお寺です。
そのうえ墓地販売ののぼりがアチコチにあったり、住職がバリトン声だったりと強烈。


夕焼けだんだんをこえて谷中長安寺。ここは長寿の寿老人。
狩野派のアウトロー、狩野芳崖の墓があります。グレイシー一族でいえばハイアン・グレイシーです。


そこから谷中霊園を抜けて谷中天王寺。毘沙門天(威光)。
おそらく七福神寺社内で最も大きな境内です。猫巻は縁側でひなたぼっこしてました。
また、お堂は古いのに、寺務所は近代化されていてモダンでした。

ここまでざっと2時間くらいあります。谷中銀座で寄り道したりするとあっという間です。


そこで散歩の楽しみ”つまみぐい”は、
谷中商店街のメンチとか谷中カフェとか愛玉子とかが定番だと思いますが
今回、猫巻たちが寄ったのはパティシエ・イナムラショウゾウ。


イルフロマージュ・レアチーズと上野の山のモンブラン。
モンブラン美味しかったです。けっこう量あります。


脱線はそのへんにして上野護国院。富財の大黒天。
寺内の雰囲気がいちばん好みでした。ここで初みくじ引きました。吉。


そして最後に、上野不忍池弁才天、愛敬。
さすがに人が多かった。長蛇の列。


そうして完成した谷中七福神巡りの色紙がこちら。
どの御朱印も達筆なので見ていて箔がありますね。
色紙のほかに、手刷り和紙も人気があるようです。


ウォークラリー&スタンプラリーなので楽しさ2倍増☆ 谷中七福神は今月15日まで。