鬼怒川温泉郷で思ふこと

トンネルを抜けると・・・



そこは鬼怒川温泉郷だった―――

年末から年明けにかけて連休がとれたので、鬼怒川温泉にいってきました。
鬼怒川は都心からだと電車で2時間程度の温泉地です。
アクセスがよいのでけっこう混んでるかな?と思いきや、わりと空いてました。

鬼怒川温泉地というと昔から紅葉時季や鬼怒川ライン下りなどのイメージが強く、
猫巻たちが行ったのはオフシーズンだったせいもあると思いますが
なんといっても温泉街が鄙びていたのがとても印象的でした。



ちなみに猫巻たちのお宿はこちら。
料金のわりに内装や設備がよかったです。当たり。
美味しい料理に舌鼓。朝から晩まで温泉三昧。ほかに見所がなかったというのもありますが。

ちなみに写真は貸切露天風呂ほおずき亭。これがなかなかあなどれない。落ち着きます。


ところで散歩してみて気付いたのですが、鬼怒川は大きな温泉旅館が多く、
いわゆる”おとなの隠れ家”的な旅館をほとんど見ませんでした。
これはおそらく、都心に近いという立地を活かした「宴会旅館」として発展してきたからなんじゃないかと猫巻なんかは思ってます。「東京の奥座敷」などという俗称は象徴的ですね。

その後、あさやホテルの経営破綻など記憶にも新しいように、
景気の波と個人旅行の変化と増加(格安海外旅行、源泉かけ流しブーム、こじんまりとした宿)
と趣向の変化に対応できていないなぁ、などと感想をもちました。

つまるところ、温泉街がほとんどないので、風情がないのです。
それゆえ、鬼怒川温泉ではホテル選びが大切といえます。
少し高くても設備の充実したところをオススメします。

駅前でお怒り顔の鬼怒太(きぬた)くん。帰り際にこんな顔にならないよう旅館選びは慎重に☆