SIGGのボトルをマイボトルにしたくなる

近所のアウトドアショップでトレッキング用の水筒をさがしていたらでシグというメーカーに遭遇。
一目で恋に落ちました。

こちらは2007年今季物のモデル。容量0.6なので小型のペットボトル1本分ですね。


継ぎ目のないアルミ製のボトルで丈夫、その上とても軽いです。
また、アルミのもつ素材感と鮮やかなデザインがすばらしく美しい。
アウトドアだけでなく、エコボトルとして普段使いもできそうです。


猫巻は大きめサイズが欲しかったのでこちらをチョイス。

SIGGボトル トラベラーファッション 1.0リットル ディライト  スイス製

SIGGは1908年に誕生したアルミ製の老舗ブランド。金属加工専門家フィルディナンド・シグにより始まりました。1916年にシグ社を設立。その昔、砂漠の舟ラクダの鞍に取り付けたアルミ製水タンクや、数々のエキスペンディションに使用されたアルミ製ボトルで世界的に有名になりました。本体は継ぎ目のないアルミの引き抜き加工による一体型のシンプルで丈夫な構造。ひとつにつき1枚のアルミニウムプレートを使用しており、600トンの圧力をかけて成形しています。内側にはSIGG独自の特殊コーティングが施され、においがつきにくく、衛生的です。ドイツの環境雑誌Eco-Magazineのテストによると市場にあるアルミ製のボトルの中で、SIGGのコーティングは最も人体に安全との結果が出されたそうです。現在は、ボトルの専門メーカーとしてはスイスの自社工場で生産、管理しており、その優れた機能性と高度な品質は”世界最高品質”と世界中で高い評価を得ています。



スイス・メイドというとまずはあの赤と白の国旗を思い浮かべると思います。
機能的で素材がいい。シンプルかつモダン。質実剛健といったところでしょうか。

磯山友幸さんの『ブランド王国 スイスの秘密』(日経BP社)によれば
産業国家としてみた日本とスイスの間には似通ったところがあるそうです。
海外から資源を輸入して付加価値をあたえ輸出する加工貿易によって産業発展してきたこと。
土地や資源が乏しい国土を、明治以降の高い教育と勤勉さによる生産性の高さで補ってきたこと。
明治時代に欧米諸国を巡った岩倉使節団の報告書を引用しながら
「日本は、国民の勤勉性によってスイス同様、近代化による繁栄を手に入れた」としています。


勤勉性、だなんて今の日本ではあまり聞かれなくなった言葉ですね。


ところで次回は富士登山のため、お休みになります。
勤勉性がなくってどうもごめんなさい☆