富士登山のザックは、VAUDEのハイドレーション

このあいだの富士登山でつかったザックはVAUDEのものでした。
20の容量だったので 「ちょっと小さいかな?」 と不安だったものの、これが結果的に大正解。
いろいろな発見もありました。


 VAUDE ファウデ
1974年にドイツ、ウィンターアイゼンバッハに設立。ドイツの登山家A・V・デーヴィッツ自ら道具を作り、評判を博したのが起こりといわれています。登山用リュックサックの生産を開始後、バックパックを中心に展開。徹底した改良を加えることと、リーズナブルなプライスにこだわることに定評があり、現在ヨーロッパにおいて有数な総合アウトドアメーカーのひとつとして数えられています。ちなみに社名のファウデとはフォン・デーヴィッツの愛称のこと。




猫巻がつかっていたのはGARDA20というモデルで、5,6年前に購入したものです。
アウトドア用というよりは普段使いのデイパックに使っていました。


背面部がメッシュになっていて通気スペース(写真右下)があります。
本来ならエアをとおして換気をよくするためのスペースですが
猫巻はタオルや小さくまとめた小物など、行動中の取り出しが多いものを収めてました。
 
こういったエアスペースは今となってはドイターなどサイクリスト専用に珍しくないけれど、
当時としてはそのようなバッグがあるとは知るはずもなく、デザインに驚いた記憶があります。


さらに、底面部には基本仕様のザックカバーが収納済み。ほのかなお得感です。
ところが猫巻はまったく気付かず、知ったのはつい最近☆




また、こんな蛇口マークが首の後ろに。

きっとこれは、
”水分補給を忘れないようにしましょう”
というロゴかとつい最近まで思ってました。

ところがどっこい、
ハイドレーションを示すマークなんですね。
無知って恥ずかしい。

6年目に知る真実☆



ちなみにハイドレーションとは、”積極水分補給”という意味です。
ハイドレーションに対応したザックに、専用のウォーターキャリアを収納し、
吸い口のついたチューブをザックのショルダーベルトなどに固定しておいて、
必要なときに、その吸い口を噛んで水分補給するというものです。


まあ、考えてみたら、このバッグを買ったころは、
キャメルバッグなどのハイドレーションシステムのバックパックなんてほとんどなかったのです。
購入店でもハイドレーションツールなんて置いてませんでしたし。



それで左写真は、
今回の富士登山ではじめてつかった
GREGORYのハイドレーションパック。
カタログ落ちしていて1000円でした。

スポーツドリンクをしこたま入れて登りました。
これが使えるのなんの。大活躍。



富士は夜間登山でしたので、日中のように汗はほとんどかきません。
でも、体力は低下するし、高山病の危険性も生じるので、定期的に水分を摂らないといけない。


ボトルだとゴクゴク飲み始めそうなところを、必要十分な量でチューチューできました。
摂りすぎず、足りなくもない。

それに小休憩をとったときにザックを降ろす必要がない。コレ大事。
疲れてる体に、ヨッコラセのドッコイショは相当キツいものがあります。
ザックを装着したまま水分とれるのがどれだけ便利か。


ちなみに吸ってる感覚はチューペットです。懐古的だよハイドレーション☆