150,000円のエコバッグ?! ~ I'm Not A Plastic Bag 

アニヤ・ハインドマーチのエコバッグ I'm Not A Plastic Bag が
7月14日から日本発売されますね。 
定価2100円がネット上では40,000円ちかい価格で取引されているようです。
地域限定品などは150,000円の値がついていたりも。


I'm Not A Plastic Bag (H32×W32×D19cm)

ショッピングのたびに発生するレジ袋の消費を抑制できるように……
アニヤ・ハインドマーチは、再利用が可能なそれでいてちょっぴりおしゃれなバッグをリリースすることで こうした動きに協力すべく、新たなプロジェクトをスタートさせました。 きっかけは、英国で活動を行っている『We Are What We Do』という非営利団体とのコラボレーションでした。 “世の中を少しずつよくするために、日々できることからはじめよう”といった主旨で さまざまな人の参加を呼びかけるものですがアニヤは、バッグ・デザイナーとして参加することになったのです。



ちょっと前にスーパープランニングのエコバッグの記事をかいたばかりですが
アニヤにしろスーパープランニングにしろ、両者のエコバッグの特徴は
デザイン性を高めたり話題性をあつめて品物の付加価値をあげる、
といったブランディングに根付いたところにあるといえます。


そうして持ち歩くことが 「かっこいい!」 と思わせて、今度は逆に”持ち歩かせる”ようになる。
急がば回れでエコバッグの普及を解決しようとする。
いつしか流行ったホワイトバンドに近いものを感じます。


ただ、ANYA HINDMARCHの場合は数量限定生産という希少価値をひっさげることによって
スーパープレミアがつくエコバッグになってしまいました。
さしたるデザインでもないですし、どうみてもかさばることこの上ない。
見たところなんの変哲のない帆布のトートバッグなのだから
数量限定なんてしないでもっとたくさんつくってあげればいいのに、と猫巻は思うのですが
そうするとこれだけの人気はなくなるかもしれませんね。

ひょっとしたら 「環境にやさしい」 というコピーは商品の売り文句でしかないのかも。
節約をこころがけながら4~5万もだしてバッグを買うというのはなんだか滑稽な感じもします。
いずれにしろ環境問題解決の起爆剤となればいいですね。


エコバッグじゃなくて節約バッグという名前だったら絶対普及しないだろうなと思った猫巻でした☆